マンダリン
学名Citrus reticulate
科名ミカン科
採油方法圧搾法
抽出部位果皮
比重0.843〜0.853
・マンダリンとタンジェリンは、植物学上同一の分類に入ります。
 成熟した果実の果皮の色が、黄色〜橙色のものをマンダリン、
 橙色〜赤いものをタンジェリンと呼んでいます。ポンカンも、
 同じreticulateの仲間です。
・果皮が剥きやすく酸味も少ないことから、生食用に消費されています。
・中国が原産とされており、漢方の陳皮はマンダリン、
または温州ミカンの皮を乾燥させたものです
主要含有成分表  提供;KENSO
モノテルペン炭化水素類・d-リモネン 65-90%
・γ-テルピネン 5-25%
・α-ピネン、β-ピネン、β-ミルセン
脂肪族アルコール類・オクタノール
エステル類・アントラニル酸ジメチル
脂肪属アルデヒド類・オクタナール、デカナール
・甘酸っぱいフレッシュな香りのする精油、
 不安や緊張を和らげてくれます。
・中枢神経調整作用もあり、精神・神経系疾患に
 用いられることが多いと。
・消化促進作用や駆風作用もあり、消化器系疾患
 への効果も期待出来ます。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください  
モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・d-リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用、
   血圧降下作用)
・γ-テルピネン
   (静脈強壮作用、鬱滞除去作用)
・α-ピネン、β-ピネン
   (強壮作用)
・β-ミルセン
   (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用)   

脂肪族アルコール類 ー 固有作用

  

エステル類・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

・アントラニル酸ジメチル
  (セロトニン生合成に関係が強い
   抗不安作用)   

脂肪族アルデヒド類・抗菌作用 4+
・抗真菌作用 3+
固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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